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エアアジア、エアアジアX(マレーシア)の口コミ・評判・感想

エアアジア(AirAsia : AK)
エアアジアX(AirAsia X : D7)
タイエアアジアX(Thai AirAsia X :XJ)
インドネシアエアアジアX(Indnesia AirAsia X :XT)
マレーシアの格安航空会社 LCCがエアアジアです。マレーシアのみならず、アジアを代表する格安航空会社LCCになりました。そのエアアジアで、中・長距離路線を運航する会社がエアアジアXです。基本的にはエアアジアと一体と考えてかまいません。ここでは、エアアジアXや、タイエアアジアX、インドネシアエアアジアXも含めて「エアアジア」として解説します。

エアアジアの予約は公式サイトでできますが、エクスペディアのほうが安いこともあります。

国内線の「エアアジア・ジャパン」については日本の格安航空会社LCCとして解説していますので、「エアアジア・ジャパン」の項目をご覧ください。

【関連項目】

エアアジアとは?

エアアジアは、クアラルンプール国際空港のLCC専用ターミナルを拠点にしています。就航地点はマレーシア各地のほか、アジア・オセアニア各国へ運航しています。日本ではエアアジアXが羽田と関西に就航。羽田に乗り入れた最初の海外LCCです。2014年9月にはバンコク発で成田、関西の国際線にも乗り入れるなど路線を広げています。

キャンペーン料金を除いても、諸経費込みで東南アジア各国へ5万円程度で往復できます。預け手荷物など、細かい手数料が設定されていますので、利用時には注意が必要です。

エアアジアの口コミ・評判・感想まとめ

  • カウンターの行列がすさまじい。
  • 予約時に保険とかいらないものを勝手に組み込んでくる。
  • ウェブチェックインをしておけば、カウンターに並ばないで済むことも。ウェブチェックインは必須。
  • 機内には飲食物持ち込み禁止。でも、持ち込んで堂々と食べていても何も言われなかった。
  • 羽田到着が夜遅い。遅延すると足がなくてとても困る。
  • 座席はほとんど倒れない。正直狭い。
  • 機内販売は日本円は紙幣のみ。おつりはリンギットで戻ってくる。
  • 機内食を予約してなかったら、機内では売り切れていて買えなかった。
  • 深夜便で、機内食を強制的に出されないのはいいこと。
  • 東南アジアへ行くだけならそれほど安くない。オセアニアに行くなら安いかも。
  • セールは激安。セールとピーク時に使うべき会社。
  • 連休中でも値段がほとんど変わらないことは評価して良いと思う。

エアアジアの運賃・料金制度

エアアジアは、変動型運賃制度を設定していて、「普通運賃」と呼べるものがありません。ウェブに表示される運賃は「通常運賃」「プレミアムフラットベッド」の2種類で、通常運賃には「プロモ」と書かれていることもあります。「プロモ」はプロモーションのセール運賃です。「プレミアムフラットベッド」は、ゆったりしたシートに座れるほか、フライト変更時に手数料が不要、座席指定、優先搭乗、手荷物手数料無料などの特典がついています。

「通常運賃」を選択すると「バリューパック」と「プレミアムフレックス」のメニューが表示されます。受託手荷物や機内食、座席指定などがセットになった料金です。いずれの運賃でも、空港使用料が別途かかります。羽田−クアラルンプールを往復した場合の料金・諸経費の一例を以下に示します。

・往路 運賃 15,992円
・空港税 2,670円
・復路 運賃 15,230円
・空港税・空港使用料 1,430円
・合計 35,122円

このほか、手荷物料金が20kg以下の場合で4,400円、機内食525円、座席指定2,999円などのオプションがあります。これらオプションを全て付けた場合で往復 43,046円となります。

機内サービスはそれなりに豊富ですが、基本的に有料です。飲食物はミネラルウォーターが約80円、インスタントコーヒーが約120円と、値段はそれほど高くありません。カップラーメンも約150円くらいです。機内への飲食物の持ち込みは禁止されています。映画などのエンターテイメントは約750円です。

エアアジアの手数料

エアアジアでは、予約時、変更時にさまざまな手数料がかかります。そしてその料金は頻繁に変更されます。また、区間や使用するカードなどによっても異なります。以下の数字は、羽田−クアラルンプール間の例ですが、あくまで一つの目安、あるいは一例としてください。

空港使用料
 羽田空港の場合で2,670円とは別。
払戻手数料
 500円(ただし、ほとんどのチケットは払戻不可)
予約サービス料
 1000円(コールセンター、販売店などでの予約、購入時)
支払手数料
 クレジットカードなどの決済時に必要 800円。
キャンセル料
 6000円(ただし、ほとんどのチケットはキャンセル不可)
変更手数料
 8250円
幼児席
 4,000円
スポーツ用品料金
 6,500円(重さ20kgまで)〜。
座席指定料
 1,749円(通常ゾーン)~、2,999円(クワイエットゾーン)
プレミアムシート指定料 5,899円(ホットシート)~、6,899円(ホットシートクワイエットゾーン)
預け手荷物事前支払
 重さ20kgまで 4,400円
 重さ25kgまで 5,400円
 重さ30kgまで 4,400円
 重さ40kgまで 8,800円
機内預け手荷物当日支払
 重さ15kgまで 10,000円
重量超過料金
 1kg につき 2,200円
機内持込荷物(無料)
 7kg以内、56cm x 36cm x 23cmまで。無料。

エアアジアの利用で注意しなければならないのは、預け手荷物です。予約時に事前支払をしておけば、4,000〜5,000円で済みますが、当日少しでもオーバーしたら、1kgにつき2,200円という高額な超過料金を徴収されます。これに関しては、路線や混雑度により厳密に計らない場合もあるようですし、交渉により値下げできることもあるようですが、ルールとしては上記のようになっています。荷物の重量は綿密に計算しておきましょう。

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エアアジアのマイレージ・サービス

エアアジアには「BIG」というポイントプログラムがあります。ポイントの対象となる利用ごとにBIGGIES(ポイント)を貯められ、貯まったBIGGIESはエアアジア便の特典航空券に交換することができます。

エアアジアの口コミ・評判・感想

エアアジアは、「運賃」を低価格に設定し、「付随サービス」で利益を出す、という典型的LCCビジネスモデルの航空会社です。

上記のビジネスモデルを理解している人からは「自分にとって必要ないサービスは省略できるので、合理的」という声が多いです。「少ない荷物で安く身軽に海外旅行するには最適」という感想もありました。一方、「普通に荷物を預けて、機内食を頼んだりすると、大手とそれほど変わらない値段になる」という指摘もあります。上記の例では東京−クアラルンプールが諸経費込みで4万円台程度でしたが、もう少し高くなれば、大手航空会社(レガシーキャリア)でもチケットは十分探せます。したがって、荷物が多いなら、大手航空会社の格安航空券を探すのものいいでしょう。安く旅をするのなら、気合いを入れて荷物を最小限にして、ありとあらゆる手数料を払わないでエアアジアを使うのが適しています。

予約サイトはじゃっかんわかりにくく、「いろんなオプションを付けさせようとする」との声も。何も知らずにオプションを選択すると、あっという間に数千円単位の料金が加算されます。くれぐれも「次のページ」に行く前に確認してください。

また「建前と実際が違いすぎる」との声も。どういうことかというと、「持ち込み飲食物の機内飲食禁止」をしているものの、実際は食べても飲んでもおとがめなし。「荷物の重量制限」についても、「預け荷物に関しては厳しいですが、持ち込み手荷物はノーチェックに近い」という報告もありました。アジアの土地柄で、厳密なルールを乗客全員がきちんと守っているのかについては、確かに疑問の残るところです。

とはいえ、ルール違反は気がとがめるもの。「15kgの受託荷物料金を払い、機内食を事前予約して乗るのがデフォ。それ以外のサービスはなくてもよい」というのが代表的意見でしょうか。「機内で日本円は紙幣しか使えない。マレーシア通貨を持っていないなら、1ドル紙幣を持っていったほうがいい」というのもいいアドバイスでしょう。

意外な人気なのがプレミアムフラットベッド。かつては「ビジネスクラス」とも表記されていました。実際のところは、「ビジネスクラスというよりはプレミアムエコノミー」というのが代表的な感想です。「それでもゆったりできるし、手荷物は40kgまで無料などのサービスが付いているので、実質的にはそれほど高くない。大手のプレミアムエコノミーより安くて快適」との意見がありました。

それと、羽田でも外国でも、カウンターでの行列はかなりの様子です。並びたくなければウェブチェックインは必須です。ウェブチェックインをしていれば、荷物を預けるだけの列に並べばOKです(空港によって異なります)。

遅延はそれなりにあります。「1時間くらいの遅れは遅延に入らない」というつもりで。そのため、乗り継ぎ時間は十分な余裕を。できれば同日乗り継ぎは避けたいところです。また、羽田到着が22時半になりますが、定刻なら入国手続きを経由しても京急やモノレールの終電には十分間に合います。

羽田線の機体はエアバスA330-300型で377席。この機材のエコノミークラスは、大手航空会社では横8列(2-4-2)ですが、エアアジアでは横9列(3-3-3)です。タイ航空の同型機が2クラスで299席ですので、いかに詰め込んでいるかがわかります。リクライニング角度は小さく、ほとんど傾かない席もあります。気になる方はプレミアムシートをご利用ください。

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エアアジアの総合評価

さまざまな手数料が複雑で、それを含めればそれほど安くない。それが、エアアジアに対する集約的な意見のようです。一方で、ゴールデンウィークや夏休みでもそれほど値段は上がりませんので、そうした時期には利用価値は大きいといえます。

ただ、「値段がそれほど安くない」といえるのは、エアアジアが価格破壊を起こして大手の値段が下がったから、とも言うことができるでしょう。その意味では、旅行者にとって非常に大きな貢献をした航空会社といえるかもしれません。

まとめると、ここは典型的な「格安航空会社LCC」ですから、サービスや快適性に期待を抱くのは禁物です。長距離バスと同じで、「早く、安く、無事に、着いてくれればいい」と願いながら乗る航空会社といえるでしょう。その希望だけなら叶えられるはずです。

 →エアアジアの予約(エクスペディア)

※口コミ、評判は、当サイト関係者の乗車した印象や、実際に乗った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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