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格安航空会社LCCの手荷物対策

格安航空会社LCCでは、手荷物が別料金のことが多いことは、「運賃のしくみ」の項で書きました。この手荷物の扱いが、格安航空会社を利用するうえで最も頭を痛めるポイントです。

ここでは、手荷物対策についてたっぷり解説します。手荷物は、機内持込手荷物と受託手荷物の二つに分かれますので、別々に解説します。

LCCでも機内持込荷物は原則無料

機内持ち込み荷物は、今のところほとんどの格安航空会社LCCで無料です。ただし、重量や個数制限は、大手航空会社に比べて少し厳しい場合もありますので、注意が必要です。LCC各社で基準はさまざまですが、国内線では7kgが標準です。7kgの荷物となると注意しないとオーバーしてしまいます。

海外のLCCの場合、日本国内線より重量や大きさの制限がさらに厳しく、だいたい5kg〜7kg程度です。海外旅行では手荷物が多くなりやすいので、とくに気をつけましょう。

LCCでは受託手荷物は別料金

受託手荷物とは、チェックインカウンターで預ける荷物です。いわゆる「預け手荷物」です。格安航空会社LCCの受託手荷物料金は、3つの設定パターンがあります。

1 運賃と手荷物料金が完全に別体型になっているもの(運賃+手荷物料金=実質の運賃)
2 「受託手荷物なし」の運賃と、「受託手荷物あり」の運賃を用意しているもの
3 従来型の運賃体系(一定の手荷物料金が全ての運賃に含まれている)

日本のLCCは「2」が主流で、「1」の運賃も一部で存在しています。スカイマークは「3」といえます。

世界のLCCをみても「1」「2」が主流です。このどちらの運賃でも、「予約時に手荷物の重さを確定しておかなければならない」という点では同じです。もし当日オーバーしてしまったら、割高な追加料金を支払わなければなりません。

手荷物の重量は計量されない場合も

気になるのは、機内持ち込み手荷物の計量です。日本国内線に関しては、以前はあまり厳密には計量されませんでしたが、最近は計量することが増えてきました。とくに、見た目で大きな荷物を持っていると注意されます。計量をされて、その結果追加料金を支払うことを求められても文句はいえませんので、重量・サイズとも規程以内に収めましょう。

海外の格安航空会社LCCの場合、機内持ち込み荷物のチェックは国内よりも厳しいです。持ち込み手荷物のつもりであっても、重量オーバーした場合は、受託手荷物に回され、場合によっては追加料金を取られます。空港の出発ゲートに計量器が置いてあることもあり、チェックされる場合もあります。

受託手荷物については、ほぼ例外なく計量されます。1kg以内の重量オーバーなら見逃してもらえることもあるようですが、それ以上ですと、容赦なく追加料金を取られます。これは、国内外同じです。

いずれにせよ、利用者が知っておかなければならないのは、手荷物重量というのは、航空会社にとって重要だ、ということです。LCCは、事前の予約状況によって機材の重量を正確に予測し、燃料の搭載量を必要最小限にしてコストを抑えています。そのため、手荷物の重量オーバーが発生すると、燃料の搭載量を増やす必要に迫られます。これはLCCにとってとても困ることなのです。したがって、重量オーバーで追加料金を請求されたら、利用者としては素直に支払うしかありません。

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LCCで手荷物の悩みから解放されるためには

事前予約以上の重量の荷物を持っていたら、格安航空会社LCCでの旅行自体が気が重くなります。この悩みから解放されるには、「やや多めの手荷物料金を事前に支払っておくこと」に尽きます。

自分の荷物の重さがわからない人は、予約前に試しに荷造りをしてしまい、その荷物の重量を計りましょう。その1.5倍程度の手荷物料金を支払っておけば、空港で安心してチェックインできます。

重量ぎりぎりはおすすめしません。空港でドリンクを買ったりしただけでオーバーしてしまいますし、そういうことを気にしながら旅行するのは落ち着かないものです。

こうした計量が面倒だ、という人は、20kg程度の手荷物料金を事前に払っておくことをおすすめします。ほとんどの旅行者の手荷物は、20kg程度の重量までに収まるからです。重量を量らなくても、手で持ったり軽く背負える程度の重さなら、たいていは20kg以下です。

最悪なのは「空港で追加料金を支払う」ということなので、それを避けるためには余裕を持った荷物設定にするしかありません。

軽くてそこそこの大きさのカバンを用意する

荷物の重量を減らすには、カバンの重さを減らすのも大事です。また、カバンは、航空会社の指定する大きさの範囲内で、なるべく大きなものにしましょう。なぜなら、格安航空会社LCCでは、荷物の個数もしっかり数えられ、「3個まで」などの制限があったりするからです。

要するに、「軽くてそこそこの大きさのカバン」を準備していきましょう。スーツケースでの旅行の場合は、軽い素材のスーツケースを選ぶことが重要です。

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