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格安航空会社LCCのチケットのしくみ

格安航空会社LCCのチケットは、大手航空会社(レガシーキャリア)とは異なる点がいくつかあります。これまでの「常識」が通用しない部分もありますので、ご注意を。

まず、LCCの運賃は片道が基本。そして手荷物料金などは別で、正味の「人間を運ぶ値段」だけが「最安運賃」として表示されるケースが多いです。手荷物料金などは必要なら別途支払います。詳しく説明していきましょう。

LCCの運賃は片道が基本

格安航空会社LCCの運賃は国内線も国際線も片道が基本です。大手航空会社も国内線は片道が基本ですが、国際線は往復が基本なので、この点で大きく異なります。

また、格安航空会社LCCでは、「往復運賃は片道運賃を2枚買うより安い」という「常識」が通用しません。往復セットで買うよりも、片道ずつ買ったほうが安いことも多いのです。これは、LCC初心者が間違いやすいポイントなので、注意しておきましょう。

片道運賃をひたすら足していく

格安航空会社LCCのチケットのシステムは簡単です。国内線でも国際線でも、ある区間の片道運賃が設定されていて、それをひたすら足していく、というものです。途中で乗り換えて目的地に向かうときは、乗換地点までの区間と、乗換地点からの区間の運賃を足すのが一般的です。

たとえば、大阪−札幌をピーチで往復する場合、片道運賃を単純に足した総額が往復運賃です。往復だから割り引くというわけではありません。また、行きと帰りの運賃が違う場合もあります。

国際線の場合で、たとえば東京−クアラルンプール→シンガポールと旅行する場合は、東京−クアラルンプールと、クアラルンプール→シンガポールの値段を、単純に合算することが多いです。往復も、それを単純に合算します。乗継割引や往復運賃は原則としてありません。

LCCは滞在日数の制限がない

国際線のチケットを片道ずつ買えることは、旅行者にとっては実は大きなメリットです。なぜなら、現地の滞在日数に関して制限がないからです。日帰りでもいいですし、1年でもかまわないのです。

大手航空会社の海外格安航空券は滞在日数の制限が厳しく、4日〜30日程度に設定されているのがほとんどです。大手航空会社で滞在日数自由なチケットを買おうとすると、かなり高くつきますから、これは格安航空会社LCCの大きなメリットと言えるでしょう。

往復を一緒に買うメリットはあまりない

そういうシステムなので、格安航空会社LCCで往復の航空券を一緒に買うメリットはあまりありません。往復を購入すると、たとえば行きに乗ってみたけれど、おなかが空いたから復路は機内食をオーダーしようとか、そういう変更がきかなくなったりすることがあります。

また、セールなどをしているときで、「復路日程のときだけセール期間」にかかる場合などは、片道ずつ買った方がセール価格で安くなる、ということも起きます。とにかくLCCでは、運賃は往復で買う必要はなく、値段について「よーく見る」ことが大事です。

手数料などは基本的に別

格安航空会社LCCのチケットで表示される「運賃」は、基本的には「人間を運ぶ値段」です。そのほかに、手荷物料金、座席指定料金、機内食料金など、サービスに応じた様々なお金がかかります。「支払手数料」などという意味不明のお金もかかります。ですので、表示されている価格が安くても、最終的に支払う値段とは異なるケースがほとんどです。それを加味した上で、チケット選びをしましょう。

こうした手数料などについては、「付加料金のしくみ」の項目をお読みください。

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