格安航空会社LCCの山口宇部空港路線
山口宇部空港には、2016年11月に、エアソウルが国際線LCCとして初就航しました。それまでにもジンエアーがチャーター便を運航させたことがありますが、定期便のLCCはありませんでした。
国内線では、2014年10月に、全日空の路線を事実上移管する形で、スターフライヤーが就航しました。スターフライヤーがLCCといえるかはともかくとして、大手航空会社以外の格安系の航空会社の就航です。
ただし、全日空とのコードシェア便ですので、驚くような低価格ではありません。
山口宇部のLCC国内線就航路線
- スターフライヤー
- 羽田
山口宇部のLCC国際線就航路線
- エアソウル
- 韓国=仁川
山口宇部空港のLCC将来像
山口宇部空港の利用客数ランキングは全国で30位〜35位圏内です。国内線路線は羽田線のみですが、JAL、ANAの両大手航空会社が就航してきました。そのANAの代替としてスターフライヤーが運航を開始しています。
山口宇部空港に航空路線が少ないのは、新幹線の利便性が高いからです。そして、近くに北九州空港があり、山口県西部から東京に行く場合、北九州空港のほうが便利、という理由もありそうです。岩国空港も開港したことで、これからますます山口宇部空港の利用者数は伸び悩みそうです。
山口宇部に本格的な国内LCCが就航する可能性はありますが、しばらく先になりそうです。LCCが山口宇部に就航するとすれば、低価格を実現しやすい成田線が最有力でしょう。
国際線については、エアソウルが定期便LCCとして初めて就航しました。ただ、近隣に広島や北九州、福岡といった大空港がひしめくなか、山口宇部に国際線LCCが増えていくかというと、なかなか難しい側面もありそうです。
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