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香港エクスプレス航空(香港)の口コミ・評判・感想

香港エクスプレス航空(Hong Kong Express Airways Limited、UO)
香港を拠点とする格安航空会社LCC。2004年設立で、2005年9月に初就航しました。最初の定期航空路線は香港〜広州線です。当初はフルサービスのレガシーキャリアでしたが、2013年10月から格安航空会社LCCに衣替えしました。

レガシーキャリアの時代に、札幌(新千歳)、名古屋、関西、那覇などに就航実績がありますが、いずれも運休しています。LCCとなってからは、2013年11月に羽田〜香港線、関西〜香港線を開設。2014年4月に福岡〜香港線、9月に中部〜香港線、12月に成田〜香港線と急拡大。その後、石垣、高松、鹿児島と地方路線も充実させています。

路線数だけでなく、1路線あたりの運航便数も増便が続いています。2017年には中部~グアム線を開設し、太平洋路線に進出しました。

各路線とも片道の最低運賃は10,000円程度。燃油サーチャージは別途かかりますが、安ければ総額で2万円台でで香港へ往復できます。ダイヤも利用しやすく便数も多い格安航空会社LCCで、その価格と利便性から旅行者の人気も高いです。

親会社は中国の海南航空で、香港航空とは兄弟会社です。初就航からほぼ定時運航を実現。既存航空会社のノウハウを活かして安定性も高いようです。

香港エクスプレスの予約は公式サイトでできますが、エクスペディアのほうが安いこともあります。

香港エクスプレス航空の口コミ・評判・感想まとめ

  • 就航当初は安かったが、いまはそれほどでもない。
  • 安いのは平日だけ。
  • 価格変動が多いので、安いのを見つけたらすぐ買うのが吉。高い場合は少し待つ。
  • キャセイより高いこともある。
  • 機内は中国系がほとんど。日本人は少ない。
  • 座席指定は当日カウンターで頼めば無料である程度希望を聞いてくれる今のところ柔軟。
  • 夜間便はスイートシートにしたほうがいい。快適さが違う。
  • シートピッチは普通の飛行機と変わらないピーチよりは広い。
  • 羽田のゲートが果てしなく遠い。
  • 機内での無料サービスは一切なし。水も有料。
  • 機内サービスがない以外は至って普通の飛行機。
  • 機内はきれい。
  • 価格はかなり激安。関西からなら1万円台。
  • スケジュールが使いやすい。弾丸旅行向け。

香港エクスプレス航空の運賃・料金制度

香港エクスプレス航空では、運賃に手荷物料金は含まれていません。手荷物を預けるには20kgまで3,710円、25kgまで5,500円、30kgまで5,640円の料金がかかります(予約時)。予約せずに空港で手荷物を預ける場合は、20kgまで5,900円と高額になります。

ただ、外部予約サイトで予約する場合は20kgまでの手荷物料金が運賃に含まれていることもあります。チケットは、払い戻しは原則不可ですが、変更は可能です。機内食は日本円で500円〜700円程度です。

運賃のほかに、燃油サーチャージ、空港使用料などが別途かかります。

画像:香港エクスプレス・プレスリリースより

香港エクスプレス航空の手数料

機内預け手荷物や機内食などは有料です。

変更手数料 
 乗る便を変更した場合の手数料。8,400円
ウェブ予約手数料
 自社ホームページで予約した場合。680円。コンビニ決済は810円
機内持込手荷物(無料)
 56cm x 36cm x 23cm以内のサイズ1個、7kgまで無料。
預け手荷物料金
 予約時は、20kg以下が3,500円、25kg以下が5,500円、30kg以下が5,600円。
超過手荷物料金 
 5㎏につき3,100円
スイートシート
 足元の広い席。非常口と最前列が2,400円、2〜5列目が1,100円。
座席指定料 
 500円

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香港エクスプレス航空のマイレージ・サービス

香港エクスプレス航空にはマイレージサービスはありません。従来の香港航空のマイレージサービス「フォーチュンウイングスクラブ」は2013年10月で終了しました。

香港エクスプレス航空の口コミ・評判・感想

香港エクスプレス航空は、羽田から香港への初めての格安航空会社LCCです。当初の運航スケジュールは羽田発深夜便。金曜の夜に東京を出て、日曜の夜に帰ってくる、という「週末香港」を実現しやすい時刻表になりました。これまで羽田発のLCCはエアアジアのみでしたので、大いに歓迎されました。現在は1日2便となり、深夜・早朝で便が設定されています。

乗ってみた感想として多いのは「ごく普通のLCC」という評判。「シートピッチがやや広めで、そこそこ快適。サービスはほとんどないが、深夜なのでなくても問題ない」という声が代表的でしょうか。機内も「清潔」との声が多く、「LCCとか関係なく、香港に行くときにはベストの選択肢になる路線」と評価する声もありました。

香港の航空会社だけあって、「乗客は中国系が多い」というレビューもあります。香港では知名度の高い会社なので、それは当然かもしれません。「中国人の常として、荷物の持込は激しい。機内の棚の取り合いは覚悟しよう」というアドバイスも。搭乗率も高く、「とにかく混んでいる」という感想も多く寄せられています。

羽田や関西からは1日複数便となり、深夜便も設定されています。深夜便は「週末の弾丸旅行に向いている」と好評です。成田、福岡、中部からも便があり、利用しやすいLCCです。

そのため香港エクスプレス航空は就航直後から人気が出て、とくに週末便の値段は高止まりしています。週末の羽田発は往復5万円以上の価格に設定されていることもあり、それなら大手航空会社とほとんど変わらなくなります。「キャセイよりも高い」という声まで出ていますので、「LCCだから安い」と信じ込まずに、冷静に他社と価格比較をしましょう。また、「公式ホームページよりもエクスペディアのほうが安い」ということもあります。このあたりは不思議なシステムです。

機内サービスは原則有料です。機内食は60香港ドル〜100香港ドル程度。ソフトドリンクが25香港ドル、ビールが45香港ドル。飲食物の機内持ち込みは特に制限されていません。支払いはVisaもしくはMasterカードで、日本円は紙幣のみでお釣りは香港ドルになります。

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香港エクスプレス航空の総合評価

もともとはマカオのカジノ王が起業した新規航空会社。幾多の変遷を経て、2012年頃からLCC化が話題になっていました。それがようやく2013年秋に実現。羽田、関西に新規就航しました。

日本と香港間の最低運賃は片道10,000円程度〜。燃油代が別ですが、安ければ総額でも2万円台〜で往復できます。

機材はこれまでB737ー800を使用してきましたが、LCC化を機にエアバスA320型機(174席)に変更されました。ピーチなどのLCC標準仕様180席に比べると1列少なく、大手航空会社よりは1列多い仕様です。

日本人よりも香港人に大人気の航空会社で、そのため機内も香港人だらけ。日本でのチケット購入にやや難がありましたが、日本語サイトも安定してきて、使いやすい航空会社になったといえます。

 →香港エクスプレスの予約(エクスペディア)

※口コミ、評判は、当サイト関係者の乗車した印象や、実際に乗った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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