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バニラエアの口コミ・評判・感想

■バニラエア(バニラ・エア株式会社:JW)
 2013年に設立された、ANA傘下の格安航空会社LCC。かつての「エアアジア・ジャパン」の後継会社です。エアアジア・ジャパンはANAとエアアジア(マレーシア)の合弁会社でしたが、経営方針をめぐり両社が対立。2013年6月に合弁解消となり、その後継ブランドとして「バニラエア」が設立されました。ANA系としてはピーチ航空に続く格安航空会社LCCですが、ピーチ航空と違って、バニラエアはANA100%子会社です。

就航開始は2013年12月20日。拠点は成田空港で、那覇線、台北線を皮切りに、札幌、奄美、香港、高雄などへ路線を展開しています。リゾート路線に重きを置き、観光客の多い区間を運航します。国内線よりも国際線に重点を置き、国際線の比率は70%程度を設定しています。グアム、サイパン、ハワイへの就航も検討しています。

エアアジア・ジャパンの後継会社ではありますが、機材やサービスなどは一新されました。

機材はA320型機です。

【関連項目】

バニラエアの口コミ・評判・感想まとめ

  • 価格はわかりやすい。
  • たいして安くない。
  • ホームページはわかりやすく使いやすい。
  • ウェブチェックインは簡単。ただし、日本国内線限定。国際線はウェブチェックインができない。
  • ウェブチェックインをしても、搭乗券を印刷しなくてもよい。その場合は空港カウンターで搭乗券を受け取れる。
  • 国際線利用時は、旅程表をプリントアウトしておく。旅程表にあるQRコードを読み取って手続きをする。
  • 予約センターが土日は休む。
  • 地上係員はお役人みたい。
  • 飲食物の機内持込は自由。ただし持ち込んだアルコールは飲めない。
  • 機内は革張り。狭さもエアアジアと同じ。
  • 機内エンタメはなし。モニターもなし。毛布もなし。
  • シートは狭い。圧迫感はある。4時間くらいが限界。
  • 客室乗務員はきちんとしている。乗ってしまえばまとも。
  • 機内食は700円程度。ドリンク類は200円。食事類とセットだと50円引き。全体に機内食価格は良心的。
  • 台北の帰国便は食事が2割引のことがある。
  • 機内の支払は国際線でも日本円が原則。お釣りも日本円でくる。
  • CAは丁寧。
  • 台北はボーディングブリッジ使用。ただしかなり歩かされる。
  • 那覇のLCCターミナルは不便。専用バスでしか出入りできない。
  • 欠航時は返金か2週間以内の振り替え。
  • 欠航の連絡が遅い。わかっていてもギリギリまで連絡が来ない。
  • ホームページの運航情報が正確でない。遅延・欠航情報がいい加減。

バニラエアの運賃・料金制度

バニラエアは、変動型運賃制度を設定していて、「普通運賃」と呼べるものがありません。最安値運賃は、大手の80%オフ程度の価格ですが、週末ではもう少し上がります。それでも、大手航空会社の普通運賃に比べれば、半額以下で利用することができます。

運賃制度は大きく分けて「コミコミバニラ」と「シンプルバニラ」の2種類。コミコミバニラには20kgまでの預け荷物が運賃に含まれますが、シンプルバニラには含まれない、というのが大きな違いです。

また、シンプルバニラの場合、予約の変更が4000円の手数料、払い戻し不可、座席指定が500円となっています。「コミコミバニラ」は、予約の変更が500円、払い戻しは3000円〜5000円の手数料で可能、座席指定は無料となっています。「コミコミバニラ」と「シンプルバニラ」の価格差は1500円です。また、いずれも4人以上の同時予約で割引があります。

このほかに、「わくわくバニラ」というバーゲン運賃が設定されます。バーゲンは随時行われ、運賃はそのたびに発表されます。「わくわくバニラ」の場合は、予約の変更、払い戻しは一切不可、座席指定は500円で、荷物預けにも2000円〜4000円の手数料が必要です。4人同時予約の割引もありません。

わくわくバニラ(最安値運賃)
最も安い運賃です。座席指定、手荷物預けが有料です。予約変更、キャンセル不可。バーゲン型運賃で、発売路線や便は限定されます。
シンプルバニラ
手荷物預けが無料の運賃です。手荷物預け、座席指定、予約変更が有料、キャンセル不可です。
コミコミバニラ
手荷物預けと座席指定が無料の運賃です。予約変更、キャンセルが有料にて可能です。
乳幼児運賃
2歳未満にも運賃がかかります。一律一人1500円です。

いずれの運賃でも燃油サーチャージはありません。機内サービスは有料です。

なお、どんなチケットであっても、原則として「支払手数料」500円が別途かかります。これは、決済に伴い発生する手数料で、クレジットカードの決済料に相当するようです。「カネを払うのにカネが必要」という理解しづらい手数料ですが、ピーチやジェットスターでも同様の手数料が導入されていて、バニラでも踏襲されました。

バニラエアの手数料

手数料は頻繁に改定されます。ご利用の際は、最新情報をご確認ください。

支払手数料
決済に伴い発生する手数料。旅客全員が利用区間ごとに必要。600円。
成田空港施設使用料
2015年4月8日より徴収開始。出発、到着のいずれも成田空港発着便では使用料がかかる。380円。
予約センター利用料
電話予約した場合にかかる手数料。1人の予約あたり1000円。
空港カウンター利用手数料
空港カウンターを利用した場合にかかる手数料。1人の予約あたり2000円。なお、空港カウンターで現金払いをした場合は、支払手数料が不要になる。カード支払の場合は支払手数料が別途必要。
変更手数料
乗る便を変更した場合の手数料。コミコミバニラ500円、シンプルバニラ4000円。わくわくバニラでは変更不可。
払い戻し手数料
いわゆるキャンセル料。コミコミバニラで3000円〜5000円。それ以外はキャンセル不可。
座席指定料金
500〜1400円。コミコミバニラでは無料。リラックスシートは1000〜2400円。
手荷物預け手数料
〜20kgまで 2000円〜6000円
21kg〜25kg 1000円~2000円
(以後、5kgごとに1000円)
※コミコミバニラは20kgまで無料
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バニラエアのマイレージ・サービス

バニラエアでは、マイル登録制度(マイレージサービス)はありません。

ただし、全日空のマイレージでバニラエアに搭乗することは可能です。

バニラエアの口コミ・評判・感想

エアアジア・ジャパンを引き継いだバニラエアですが、最近はエアアジア時代のイメージも消え、ピーチ、ジェットスターに次ぐ第3のLCCとして存在感を増してきました。

運賃・手数料体系では、当初、預け荷物を20kgまで無料にしました。これは預け荷物を無料にすることで、機内に荷物を持ち込む旅客を減らそうという考え方だったようです。しかし、2014年10月からは、シンプルバニラでの預け手荷物を有料化。見た目の運賃価格を下げることを優先したようです。さらに、2015年3月からは支払手数料などを値上げしています。

手荷物料金がかからなかったときの運賃額は、ピーチやジェットスターよりはやや高めでしたが、現在はほぼ同等になりました。手荷物を預けるならコミコミバニラ、預けないならシンプルバニラ、という使い分けをするといいでしょう。

空港での手荷物検査は、2015年2月から強化されています。そのため、規定以上のサイズ・量の荷物の機内持込が見つかった場合、多額の追加料金が課せられることがあります。機内持込荷物は、規定内のサイズ・重さに抑えましょう。

欠航時の対応は2週間以内の振り替えか、返金。返金はともかくとして、振り替えが2週間以内というのは他の国内LCCに比べても厳しめで、「直後の便に振り返られなければ返金してもらうしかない」というのが実情です。

2014年1月末の大量欠航時には、「機材修理の見込みが立たから飛ぶはずないのに、なかなか欠航の連絡がなくて困った」という声も。欠航決定がギリギリになると、他社の航空券を当日価格で買うハメになり、かえって高く付くこともあるからです。ホームページの運航情報の更新も遅く正確性を欠き、「空港の運航情報と両方見た方がいい」とのアドバイスも。

さらに、欠航確実なので電話で問い合わせをしようにも、「電話予約センターは土日休みで夜も対応していない。電話は通じないし、ウェブサイトには情報がないし、結局、飛ばないと分かっていても空港に行くハメになった」という嘆き節も。

全体的に「欠航対応はジェットスターに比べると悪い」という声が圧倒的で、「チケットの価格が同じならジェットスターを選んだほうがいい」という感想もありました。

搭乗手続きは、国内線が出発時刻の30分前、国際線が50分前です。これも既存航空会社とそれほど大きな違いはありません。ウェブチェックインも可能ですが、カウンターチェックインも可能です。カウンターチェックインで余計なお金は取られません。

チェックインに関しては、2014年2月18日に新千歳空港で「係員が45分前にカウンターからいなくなってしまい乗れなかった」と客が抗議するという騒動がネットで話題になりました。事の真偽はわかりませんが、「こんな騒動が起きること自体が斬新すぎる」と皮肉の声もでています。

2016年には、国際線の到着客を国内線と間違えて、イミグレーションに連れて行かずに入国させるという事件を起こします。再発防止策を取ったにもかかわらず、2017年にも同様の事件を再発。同年には、奄美空港で半身不随の車いす客に対し、這って自力でタラップを上がらせるという前代未聞の事件も起こしました。

このように、地上オペレーションでは、ピーチやジェットスターでは起きていないような事件を続発させています。

これらの件以外にも、地上オペレーションに対する評価は今ひとつ。「自社のミスであっても、LCCだからで済ませようとする態度がアリアリとしすぎ」という感想も聞こえています。「対応がお役所仕事」という印象を話す人もいました。

2014年2月には、出発時刻を前日に45分から1時間も繰り上げるという時刻変更を実施。成田発6時45分の飛行機が6時発に変更になる、などという発表が出発前日に行われました。「前日になって45分も繰り上げるとは。しかも早朝便。ありえない」と利用者からは呆れた声が漏れました。

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ウェブ予約時のインターネット操作ですが、「シンプルで使いやすい」との感想が。国内線はウェブチェックインが可能ですが、「ウェブチェックインの画面もシンプルで操作しやすい」という評価。座席指定をしている人は、チェックインまではウェブ上で何度でも座席指定をやりなおせます。

ウェブチェックインは、搭乗するフライトの出発時刻48時間前から2時間前まで。座席指定をしていない人は、ウェブチェックイン完了時に自動的に席が指定されます。このとき、「座席は窓際から割り振られる」という情報もありますので、座席指定料を払っていない人で窓際希望の方は、なるべく48時間を切ったらすぐにウェブチェックインをするといいでしょう。一度ウェブチェックインを完了すると、その後の座席変更はできません。

成田空港では 2015年4月8日より、LCCターミナルを使用。鉄道駅(空港第2ビル駅)からは15分程度歩きますので、早めに到着しておきましょう。高速バスなどの場合は、バス停からカウンターまで5分ほどで着けます。

那覇空港もLCCターミナル使用です。専用バスかタクシー以外では外部と出入りできません。これはきわめて不評で、「バスの本数が少なく、外に出るまで30分以上かかった」という証言もあります。出発到着時には、くれぐれも時間の余裕を見ておきましょう。

機材はA320機を使用。座席数は機材によってやや異なりますが、標準は180席程度で、他のLCCと同じ詰め込み型です。

機内サービスは基本的にありません。機内エンターメントはなく、モニターもありません。毛布もありません。

機内の飲食は有料。いわゆる機内食は700円程度。サンドイッチ類が500円。軽食・お菓子類が200円で、クリームパン200円が人気です。カップラーメンも200円。ドリンクも200円ですが、軽食を含む食事類とセットなら50円引き。「全体に食事の価格は良心的」との感想があります。コーヒーはライオンコーヒーのバニラマカダミア200円が人気で、パック式のドリップコーヒー。インスタントではありません。台北からの帰国便は食事が2割引のこともあるようです。

機内への食事・ドリンク類の持込は原則自由です。例外として、持ち込んだアルコールを機内で飲むことはできません。アルコールだけは機内販売を利用しましょう。ビールは350円で、これも良心的な価格といえるでしょう。

機内の客室乗務員の動きもよく、「丁寧できちんとしている」との感想が。全体的に、機内サービスやシステムに関する評価は高いといえるでしょう。

バニラエアの感想まとめ

エアアジア・ジャパンやピーチ航空と比較されがちなバニラエア。しかし、機体は全日空からのサブリースですし、路線も海外中心で、これまでの他の日系LCCとは立ち位置が異なります。

2013年12月の就航以来、しばらくは安定した運航率で実績を積み上げてきましたが、2014年1月末に機体が故障し、大量欠航しました。この際、飛べそうもないのに欠航がギリギリまで決まらず、旅客は右往左往。振り替えの制限も厳しめで、評価を下げました。

その後も、2014年2月の「新千歳空港トラブル」や、前日になっての時刻繰り上げなど、混乱が続きました。全体として、遅延時の地上対応は今ひとつ。オペレーションが安定するにはしばらくかかるかもしれません。一方、乗務員の評価は高く、乗ってしまえば何の問題もないようです。

今後、バニラエアは国際リゾート路線に力を入れるようです。グアム、サイパンなどへの太平洋路線は、エンジンが1基停止した際に洋上飛行を行うため「ETOPS(イートップス)」を取得する必要があり、これまでのLCCは参入に及び腰でした。その未開のジャンルに挑みます。この路線展開には期待したいところです。

※口コミ、評判は、当サイト関係者の乗車した印象や、実際に乗った人からの感想を集めたものです。公平を心がけていますが、主観が混じっていますので、ご了承下さい。

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