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LCCと大手航空会社の割引運賃、どちらがトクか?

格安航空会社LCCの登場にともなって、大手航空会社の割引運賃もかなり下がってきています。したがって、必ずしも格安航空会社LCCのほうが安いとは限りません。とくに、荷物の多い人にとっては、大手航空会社のほうが安くて使いやすい、という場合もあります。

ここでは、大手航空会社の割引運賃のしくみを簡単に説明して、格安航空会社LCCと比較してみましょう。本当に得なのはどちらでしょうか。

大手航空会社の正規割引運賃

大手航空会社の割引運賃は、「PEX運賃」と言われます。細かい説明は省きますが、「●日前に購入」などの一定の条件を付けることで、運賃が割引になるというものです。予約変更や払戻には手数料がかかったり、できない場合もあります。ANAの「バリュー」「スーパーバリュー」、JALの「先得」「特便割引」などがこれにあたります。

PEX運賃の割引率は、路線や季節によってかなり違います。たとえば、東京−札幌間では、28日前までに購入のチケットで、12,000円〜15,000円程度の設定があります。これは、LCCよりも少し高い程度です。ただし、28日前以降の購入のチケットは2万円以上の値段設定です。これは、LCCよりかなり高いことが多いでしょう。

大手航空会社の団体割引運賃

大手航空会社には、「団体割引」もあります。正確には「包括旅行運賃」といいます。飛行機を使ったツアーの旅行代金は驚くほど安いことがありますが、それはこの「包括旅行運賃」を使っているからです。

包括旅行運賃の割引率は公表されませんが、東京−札幌間で「宿泊付き」で3万円程度のツアーがざらにあります。こうなると、LCCより安いかもしれません。ですから、大手航空会社を使うときは、こうした「ツアー」を活用するといいでしょう。

大手航空会社の国際線の割引運賃

国際線の場合も、割引運賃の仕組みは国内線とだいたい同じです。ただ、包括運賃がバラ売りされていることがある、というくらいの違いです。このバラ売り包括運賃では、海外の大手航空会社は、LCC並みの激安運賃を提示してくることも多いです。

とくにアメリカ系の航空会社は、キャンペーン(セール)で驚くような価格の場合があります。大手航空会社は、格安航空会社LCCよりも予約が取りやすく、使い勝手もいいので、こうした大手航空会社の激安キャンペーン運賃を選ぶのもひとつの手です。

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LCCと大手航空会社PEX、どちらが得か?

格安航空会社LCCと、大手航空会社PEX運賃については、単純に「航空券」だけを「最安値」で探せば、ほぼ間違いなく格安航空会社LCCの方が安いです。

格安航空会社LCCは、手荷物などの諸費用を取ることもありますが、そうした荷物を含めた「最安値」でも、普通の荷物量ならやはりLCCが大手航空会社より安いでしょう。

しかし、荷物が多かったり、機内サービスを望んだりすると、値段はあまり変わらなくなる、というのが結論でしょうか。

空港までの交通費も考慮に入れる

また、考慮しなければならないのは、空港までの交通費です。格安航空会社は不便な空港を利用しているケースが多いので、そこまでの交通費もかさみます。東京の場合も羽田と成田までの交通費を計算しておきましょう。ただ、成田空港も京成電車や格安バスなら都心から約1,000円で行けますから、東京東部に住んでいる人なら、必ずしも成田が高いというわけではありません。

さらに気を付けないといけないことは、格安航空会社LCCは、原則として遅延・欠航時に代替交通機関やホテルの手配をしてくれないということです。会社にもよりますが、トラブル時の対応もかなりいい加減なことが多いです。その際に、余計な出費をしなければならなくなることもあります。そうしたリスクを抱え込むのが格安航空会社LCCといえます。

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